©JSFA 前を向かせない守備陣。奪ったボールを素早くカウンターにつなげていきます。
Espacioは手堅く守りを固め、失点を防ぐスタイルへと変化していきます。刻一刻とすぎる時間。ダルクの焦りは一段と色濃く。それは、ボールボーイへの返球の要求の声色からも伝わってきました。
そして、何も手が打てないまま、試合は終了。2-0で勝利をものにしたEspacioは、ライバルから勝利をもぎ取り、昨年の関東大会&全国大会での雪辱を晴らしました。最終戦は優勝と全国大会をかけて、BOSCO NEXTとの大勝負です。一方のダルクは、何がかみ合わないのかわからないまま、泥沼に沈むように痛恨の3敗目。試合後に握手をするその後ろ姿には、昨年覇者の面影はほとんどありませんでした。
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第3試合 RESULT
Espacio 2-0 ダルク
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第9試合 ダルク vs FC PORT
ここまで2勝1敗のFC PORT。1敗したとはいえ、オウンゴールという不運な形での失点で、守備はほぼパーフェクトといって良い出来。ここで勝利すると、結成10年にして悲願の全国大会出場と関東大会の優勝が限りなく近づきます。ダルクは3敗で迎えた連戦。関東大会の2連覇と全国大会出場の夢が断たれ、切り替えが難しいところですが、どこまで王者の意地を見せつけられるか。ダルクは攻撃的なスタイルを変えず、開始早々から攻勢に出ます。攻撃の早さ、突破の迫力はさすがにダルクといったところ。次々とシュートを放っては、FC PORTの守護神をヒヤヒヤさせます。
©JSFA 攻撃面で爆発していたFC PORT0#も守備に奔走します
勢いのある攻めに押され気味のFC PORTは、それでも複数人のチェックと伸びる手足で相手プレイヤーからボールを奪い取ると、反対にカウンターから相手を脅かします。