- 電動車椅子サッカー
予選ラウンド2位通過!準々決勝はオーストラリア戦!
5日開幕を迎え、連日熱戦が続いている第三回電動車椅子サッカーW杯アメリカ大会。みなさん寝不足になっていないでしょうか??私は寝不足です。大会は予選ラウンドを終え、決勝ラウンドへ進む8チームと対戦カードが決まりました。日本は予選ラウンドを2位で通過!準々決勝はオーストラリアとの対戦になります。
予選ラウンド4試合はいずれも日本代表にとって厳しい戦いばかりとなりました。簡単なダイジェストをお伝えします。
第1戦 日本 3 – 2 アルゼンチン初戦の緊張からか固さが出た日本代表。前半に失点を喫し追いかける展開で試合は進みますが、アルゼンチンの守備の疎さにも助けられ、早い段階で同点に追いつきます。その後、逆転するも追いつかれの苦しい展開。最後は東選手が得意のキックインで決勝点を演出し3-2で勝利。辛くも初戦での勝ち点3をものにしました。
第2戦 日本 2 – 2 デンマーク初戦から3時間後の第二戦、相手はデンマーク。引き気味に試合を進めるデンマークに対し構成を強めた日本。内橋翠選手が先制点をあげ、幸先よく試合を進めます。しかし、体力の多いメンバーに入れ替えた後半は徐々に相手ペースに。そして同点、さらには逆転を許し、試合を厳しいものにしてしまいます。しかし、やはり高い技術を誇る東選手のキックオフシュートが直接相手ゴールを割り、直後に追いつき試合終了。自らの手で厳しい展開にしてしまった感が否めませんでしたが、勝ち点1はしっかり確保しました。
第3戦 日本 0 – 9 アメリカ疲れが溜まった状態で迎えた大一番は優勝候補アメリカ。デンマーク相手に8対0という圧倒的な力を見せたアメリカは、日本相手にも手を抜きませんでした。正確な技術と先読みで常に主導権を握り続け、日本に許したシュートはわずか1本。終わってみれば0-9という大敗で、日本で試合を見守り続けた関係者も大きな衝撃を受けたようです。しかし、日本の現在地がわかった価値ある大敗。選手もすでに次の試合を見据えているようでした。
第4戦 日本 2-1 ウルグアイ大敗を喫しはしたものの、丸一日空けてリフレッシュした状況で臨む最終戦。この時点でウルグアイとは勝ち点が並び、この勝敗で決勝ラウンドの対戦相手が変わる大きな分岐点となりました。前日の3試合とは異なり、落ち着いて試合に入った日本は、前半のうちに2得点しウルグアイを突き放します。しかしこのままだと決勝ラウンドで強豪イングランドと当たるウルグアイは猛攻を仕掛け、後半終盤に1点を返すと、さらに攻撃を畳み掛けます。なんとか2-1で逃げ切った日本、勝ち点7を積み上げ予選ラウンド2位で通過を決めました。
決勝ラウンドの相手はオーストラリア。優勝を目指す日本としては、この上ない最高の組み合わせとなりましたが、急激に力をつけてきているオーストラリアは侮れない相手。。
日本が、世界の列強に名を残すには負けられない一戦。
決勝ラウンド・オーストラリア戦、運命のキックオフは日本時間4:00!!
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